技術情報
剛性(毛腰)の目安
※このグラフは「近似値」的な目安です。(同じ材料及び同じ密度が条件です)
ブラシの「剛性」はブラシ製法、密度によって大きく変化します。
また、剛性は毛材の線径に対して2乗の関数で変化しますので線径のわずかな違いで大きく変化します。
例:線径Φ1.0mmで毛丈50mmのブラシを考えました。
同じ「剛性」(毛腰)が要求されている場合 新しいブラシの線径を1.5mmにしたい場合、目盛り点から基準線の交点
よって線径Φ1.5mmに変化した場合の毛丈は約65mmになります。
新しいブラシの毛丈、毛材の線径のいずれか一方を仮定する事によって、残された未知の値を計算する事ができます。
l = 既存ブラシの毛丈 (50)
d = 既存ブラシの線径 (1.0)
L = 望ましいブラシの毛丈 (X)
D = 望ましいブラシの線径 (1.5)
L3 = (1.5)2 × (503/12)
(新毛丈) = (新線径) × (既存毛丈/既存線径)
L=3√2.25 × 125000 =3√281250
=65.51
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